遠隔地の図書館からの本の取り寄せと、全国蔵書の横断検索について

遠隔地の図書館からの本の取り寄せと、全国蔵書の横断検索について

 図書館での相互貸借(そうごたいしゃく)というシステムをご存知でしょうか?これは、最寄りの図書館においていない本を、県内外の図書館から取り寄せてもらい、最寄りの図書館のカードでかりられるというサービスです。通常、県内の図書館からの蔵書の取り寄せは無料で、県外の図書館からの取り寄せは、片道分の送料を負担する形になります。最寄りの図書館に行くと、利用のための書類が用意されているので、図書館の受付で確認すると、案内してもらえるでしょう。
 英語多読に使われる英語の児童書は、県内全域の図書館で見てみれば、割と置いてあるものです。なので、今日はカーリルというサービスを使って、読みたかったあの英語の児童書を、県内から探してみましょう!。
 まずは、カーリルの右上にある検索欄に、探している本の題名を入力して検索し、英語名で正しい題名が表示されている項目をクリックします(図1)。そして。本の情報が表示されたら、『□□□の図書館まとめて探す』で居住する県名を指定すると、県内で蔵書のある図書館一覧が表示されます(図2)。蔵書がある図書館が分かったら、念のためにその図書館の公式のホームページから蔵書がある事を検索してください。
蔵書があることが分かったら、もよりの図書館に行って、相互貸借の手続きを行ってください。
 英語多読に使われる児童書のシリーズは、各地の図書館に分散して存在しています。これらの本はGraded Readerからの卒業に不可欠だと思うのですが、語数のわりに1冊が高価なこともあってか一つの図書館では十分に提供されません。児童書はメルカリなどで、子供用に買った物の処分や引っ越しなどの理由で非常に安価に出回りますが、図書館を利用した方がたくさんの作品を負担なく手にできると思います。これを機会に、ぜひぜひ相互貸借の制度をご利用してみて下さい!



とりあえず、図書館で聞いてみましょう!

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