英語多読で挫折するノルマ、挫折しない”ノルマ”の違い

英語多読で挫折するノルマ、挫折しない”ノルマ”の違い

 英語多読では、ノルマを設定しないよう指導されます。実際、ノルマを立てた人々のその後を追ってみると、達成できる人は少なく、無理してスランプに陥ってしまう人が非常に多いです。
一方で、からせみは身長の2倍の高さ分の洋書(900万語)を読むまで、常に毎月ある程度の”ノルマ”を設定していましたが、達成できなかったことは少ないです。
この違いはどこから来ているのでしょうか?
挫折してしまう人は、ノルマを立てるとき、1年間で〇百万語、〇十万語読みたい!っていう目標があって、そこから計算して毎月のノルマを算出しているパターンが多いと思います。
一方、からせみは、”ノルマ”を立てる前にまずその期間に読むレベルの本を多読してみます。期間は2週間~1か月くらいです。そこで読めた語数から20%くらい語数を少なくしたものを、毎月の”ノルマ”に設定します。
からせみの”ノルマ”は、実際は一定期間走り抜けたペースに余裕を持たせているので、急用が続いたりしなければ基本達成できます。そしてあくまでノルマではなく『今月の読了語数がいつもより多かった/少なかった』の参考にしているだけなのです。もちろん、達成できなくても、罰ゲームはありません。当然、この”ノルマ”は集中的に読む本の難易度や、そのときどきの生活スタイルで変わっていきます。

 挫折してしまう人の多くは、自分自身の進行速度と英語多読に取り掛かれる時間を無視してノルマを設定してしまうのが、挫折する原因です。無理なノルマは『あの人がやってるから』『試験当日までにこのくらいは読みたい』といった、外的な要因から来ていることが多いように思います。
英語多読には色々な効果がありますが、最大の目標は英語で書かれた本を楽しく読むことです。ノルマを立てたくなったら、今まで自分が達成してきた、自分の歩ける速度を大切にしましょう。



のんびり頂上を目指しましょう!!

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