『勉強化シンドローム』。誰もがぶつかる壁

58.『勉強化シンドローム』。誰もがぶつかる壁

 英語多読が軌道に乗って、英文がすらすら読めるようになると、勉強したい『欲』が出てきます。この欲が出だすと、YLスキップしたり、ビジネス書や啓発書を読み始めたり、単語帳を作成や単語暗記と文法書の導入という症状が出始めます。これが『勉強化シンドローム』です。
 この『勉強化シンドローム』をどうやって抑えられるかっていうと、大抵つめこみすぎて息切れして『もう読みたくない!』『読む気はあるけど、脳が英文を受け付けない!』ってなって、つぶれます(笑)。つぶれて、『勉強したい欲』を抑えることを覚えます。
 英語多読の世界で一番鍵になるのは、『本を楽しんで読めるか?』というところにかかっています。楽しむ工夫、いろんなジャンルの本に触れられる環境、欲しい本があったら課金も厭わない覚悟。ちなみに、からせみは仕事でも使える専門書を電子辞書があればなんなく理解できます。しかし、英語自体は苦痛でないのに内容が『勉強』ですから、やっぱ息切れしてくるのですよね。あと、英語で資格や入試に合格しようと思うと、どうしても勉強しなくちゃいけない場面が出てきます。英語多読のレベルが上がっても形を変えて『勉強化シンドローム』は立ちはだかってきますが、英語多読をする時間は『勉強化させない』、もしくは『勉強ではない多読を定期的にする』ことが何より大切だと考えています。勉強も大切だけど、寝るか勉強だけかの生活とかすると、本当に気が狂いそうになります(経験者です。5ヵ月が限界で、そこでゲームをスマホに入れました)。勉強しない感覚で楽しむことを忘れないでください。





『あなた今勉強してたでしょ!』『ぎくっ!』
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