英語多読・多聴多観☆Line相談室

多聴多観とは?

多聴多観について

 多聴多観は簡単な英語の音源や動画をたくさん聞くことで、リスニング力を向上させる方法です。 従来、リスニングは発音練習・精聴・発音記号・フォニックスなどの下積みをしつつ行う方法でしたが、多聴多観ではそういった下積みなしでリスニングにアプローチをする方法です。

多聴多観の長所

 従来のリスニングを学習では、先に挙げた発音練習・精聴・発音記号・フォニックスに加え、脱落・変化といった多すぎる基礎ルールに縛られ、生の英語の音源に触れるのが後回しになっていました。簡単なものから始めることで、知識ではカバーできないリスニングの経験値を安定して伸ばすことができます。また、聞きなれることによってリスニングに対する過度のプレッシャーを軽減する効果もあります。多聴多観で聞いたり観たりするのは、教材ではない音源であるため、楽しみながら聞くことができます。ある程度聞き取れるようになれば、YoutubeやPodcastなどから無料で無尽蔵に音源や映像を入手することができ、コストパフォーマンスにすぐれます。

多聴多観の始め方

 多聴多観を始めるには、ある程度英語多読をしていると都合がいいでしょう。読解力に比例して、聞き取れる音源のレベルも上がるからです。そして、慣れないうちは朗読を聞きながらの読書(聞き読み)、英語字幕を表示した状態での映像視聴によって、英語の音や単語の発音等をおぼえることができます。このとき、欲張って難しいものに挑戦するのではなく、なるべく難易度の低いものを選ぶとよいでしょう。しかし、聞き読みや字幕に頼っていると、音声だけで英文を頭で処理する能力が育たないため、どこかでスクリプトや字幕から卒業することが大切です。

 多聴多観については、『英語多聴多観の始め方(WEB版), (PDF版)』という入門資料を用意していますので、詳しくはそちらをご覧ください。
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