英語多読では読んだ語数を記録するのがおすすめ!

64.英語多読では読んだ語数を記録するのがおすすめ!

1.読んだ単語の数、読了語数。
 日本の本は文字数で長さを判断しますが、英語圏の本は単語の数で本の長さを判断します。英語多読用の書籍には、何単語でその本が書かれているかという『語数』が書かれていることが多いです。英語多読ではこの語数を記録していって、最初の目標として100万語を読むことを目指すことを推奨しています。

2.語数記録に載せるべきこと
 語数記録では、以下の項目を書きとめるのが基本です。

①日付、②本のタイトル、③作者、④YL、⑤語数、⑥累計読了語数

 からせみは読了語数だけでなく、日付と本のタイトル、作者名が一望できるようなメモが残すことを強く勧めます。これがあることで、読んだ本をいつでも思い出すことができ、自分の読むペースや成長度合いなどを自己分析できるようになります。借りた本は返却しますし、本を買っていっても、置き場が足りなくて手放すので、本が手元に残っていないことも多いです。なので、メモを残さずに自分の頭だけで覚えておくのは大変です。
 『語数が伸びない』『最近読むのがつらい』と感じたとき、YLの記録に答えがあることが多く、自分のことを冷静に見直すツールになります。YLは後輩に読みやすかった本を薦めるときの参考にもなります。なお、YLは検索すれば見つかることもありますが、多くの場合自分で判断して数値を決める必要があります。このYLを自分で判断できる能力があると、後輩の指導の際に力を発揮します。YLを判定できるようになるために、YLが記載されている本をたくさん読んで、各レベルの難易度を体得するとよいでしょう。

3.なぜ総語数を記録するのをおすすめするのか?
 英語多読では、語数の記録は推奨されますがかならずしも必要だとはされていません。しかし、からせみは総語数を記録することを強くお勧めします。まず、読了語数が見えることでモチベーションが大きく上がります。努力の量を可視化するのは、勉強でもダイエットでも、基本中の基本の技術です。総語数が積みあがっていくと、本当に達成感を感じることができます。上級者になってくると、記録が面倒になって語数の記録を止めてしまう人が多く出てきます。しかし、周りに何千万語読んだという人が出てきたら、自分がどのくらい読んだかを気になってきたというケースを頻繁に見てきました。後からでも語数を知れるように、読んだ日付と題名だけでも記録しておけば、後から語数を知ることもできるので、ぜひ記録しましょう。そして、読了語数の記録がめんどくさいという人は、1週間に洋書を2冊以上読むつわものが結構います。このレベルになると、語数を比べるまでもなく、1週間程度のSNSの発信を見ているだけで力の差を思い知らさせることが多いです。世の中は、化け物(洋書クラスタでは敬意をこめて『変態』と呼び合っています)がいるので、記録を止めるのはその人たちを見てからでも遅くないでしょう。

 そして100万語を読むのには何日くらいかかるのか、何冊読んだら100万語になるのか、YLが1上がるのにどのくらいの期間が必要だったか、そういったことを実際に経験して体で覚えるのに語数の記録は役に立ちます。これにより、自分だけでなく、他人の努力量も正確に把握できるようになるからです。ちなみに年間300万語前後を読む人がSNS上では確認できますが、この分量は毎日2時間前後洋書を読み続けている人のペースです。仕事をしていたら、限られた時間を洋書を読むために全部投入していると考えてもいいでしょう。また、総語数1000万語読まれている方は、趣味ベースの速度であれば多読歴10年選手の大先輩が多いです。そう考えてみると総語数の数字って、ドラゴンボールのスカウターの数字みたいで、面白くないですか?






さて、読んだ本の記録をつけよう!
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この記事の著者【からせみ】について:
 英語多読1000万語達成済み。身長の3倍の高さに相当する量の洋書を読破。最初は英語が全くダメで学生時代は勉強をサボってゲームばかりしていた経歴の持ち主だが、現在はバリバリ洋書を読みまくる英語クラスタの一員である。洋書で心理学の勉強をしており、優秀な人から英語が苦手な人まで、色んな人の悩みに寄り添えるよう日々努力しています。地元にある英語多読クラブの副代表もつとめています。

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