英語を学習するうえでの障害の一つは、さまざまな助言が耳に入るにもかかわらず、正しい情報はなにか?自分のやろうとしてることと合致した情報はどれか?が判断付かないことだと考えています。さて、それでは英語多読で心配なこと、の第二回目に入ります!
1.単語帳はやらなくていいの?
英語多読では子供向け難しい単語が使われていない本から読み始めます。英語多読での単語の覚え方は、頻出の単語や、印象に残った単語から徐々に覚えて行きます。そして慣れてきたら本のYLをあげていきます。このやり方を続けるだけで、必ず大人向けの本が読めるようになります。
からせみの経験則ですが、単語帳での学習を始めた人は、たいてい洋書を読む量がガツッと減ります。そして、英語多読も単語帳もどっちもフェードアウトしてやめてしまうパターンが多いです。単語帳を何冊もやっている人でも、単語帳の方が主体になってしまって洋書を読まなくなるケースもあります。やはり大雑把にでも単語帳を1冊覚えるというのは苦行なのです。そして単語帳をやると、洋書を読む時間やモチベーションを削られてしまいます。なお、単語帳が英語多読という分野に向いていない理由については
別の記事を書きましたので、そちらで詳しく説明させていただきます。
四技能をバランスよくやらなくていいの?
『読む』と『聞く』はインプットで、『英作文』と『英会話』はアウトプットですよね。英語に関する情報を集めていると必ず耳にするのが『四技能をバランスよくやった方がいい』という助言です。英作文と英会話をやらないと読む聞くができるようにならないかというと、決してそんなことはありません。からせみ自身は最初、聞くも英作文も英会話もほとんどやらずに300万語まで読みました。注意して欲しいのはインプットの読むと聞くだけで、本当に終わりがないほど奥が深いことなのです。考えみてください。洋書も動画やポッドキャストといった音源も、一生かけても見きれない量があるのです。
四技能をバランスよく伸ばすかどうかは、英語をする目的次第だと考えています。もし、英語を使ってコミュニケーションを取りたいなら、アウトプットである英作文や英会話もやる必要があるでしょう。でも読みまくってきた経験や聞きまくってきた経験は、英作文でも英会話でも活きてきます。だから必要な能力を必要なタイミングで伸ばしていくのがベストなのだと思います。ただし、聞くためには読めなきゃダメですし、英会話をするにはリスニングもできないといけないという必要な基礎能力の問題はあります。この辺りの話は目的により変わるため、英語多読の範囲から逸脱してしまうのでここでは踏み込みません。

あまり頑張りすぎず、肩の力を抜いていきましょう!
この記事の著者【からせみ】について:
英語多読1000万語達成済み。身長の3倍の高さに相当する量の洋書を読破。最初は英語が全くダメで学生時代は勉強をサボってゲームばかりしていた経歴の持ち主だが、現在はバリバリ洋書を読みまくる英語クラスタの一員である。洋書で心理学の勉強をしており、優秀な人から英語が苦手な人まで、色んな人の悩みに寄り添えるよう日々努力しています。地元にある英語多読クラブの副代表もつとめています。