1.突然来たアウトプットの機会
からせみは英語多読とTOEICの勉強はしたことがありますが、アウトプットの練習にはまったく興味がなく、書くほうも英会話もまったくやりませんでした。学生時代も英語はかろうじて赤点を免れていた程度の成績でしたので、本当にアウトプットは全然やって来ませんでした。そんなからせみですが、900万語くらい読んだ時期の頃だと思います。からせみの職場に外国の方が来て、書類を書こうとしたけど日本語が読めず困っている場面に出くわしました。からせみはその方と話しながら英語で一つ一つの記入欄に何を書くかを説明していきました。そして、特に伝わりにくいところもなく書類は完成し、窓口で正常に受理されました。つまり、その時必要なアウトプットはできたのです。スマホの辞書も音声翻訳も使いませんでした。
感覚的には、翻訳エンジンのように次々英語が浮かんでくるのではなく、どの英単語を使ったら相手に意図が伝わるかを考える余裕がある感じです。簡単な英文なら、日本語文を事前に組み立てることなく、直接英文が頭に浮かびます。英語の授業とかで、先に考えた日本語をもとに必死に英文を組み立てて発話しようとする感じと違って、単語一つ一つ大切に『これで伝わるといいな』って言葉を選びながら話すイメージといったらいいでしょうか。パソコンが苦手な相手に、パソコンの専門用語をなるべく使わず教えるときの感覚が似ているかもしれません。ただ、英語多読初期に読んだGrammar in Useという英語で書かれた文法書の内容が頭に浮かんでいる感じはありました。