英語多読では100万語を達成するのを最初の目標とします。ここでは、からせみの初心者の頃の、100万語達成までがどんな感じだったかというお話をしようと思います。
1.からせみの英語多読のはじめかた
からせみは地元で開催された英語多読のクラブ結成のイベントに参加し、その日から英語多読を始めました。このとき、イベントに来ていた講師の先生から『この図書館にあるGraded Readerを低いレベルのものから順番にしらみつぶしに読んでいきなさい』と助言をいただき、そのとおりにしました。正確に言うと、助言に従ってORT: Oxford Reading Treeも数十冊読みましたが、一冊あたりの語数が少ないため、それは語数の集計には加えませんでした。
2.英文がすらすら読めるのが楽しかった
とにかくひたすらGraded Readerを読み続けました。YL0.9~1.2の本から始め、50万語になる頃にやっとYL3.2相当のGraded Readerを読み始めました。いちばん簡単なレベルから読んでいるので『難しくて読むのがつらい!』というストレスもなく、『英語の本を山ほど毎日読んでいる!』という達成感で満たされていました。多読記録用のExcelファイルに読書記録を毎日追加するのがものすごく嬉しかったのを覚えています。当時無職だったからせみは、毎日貸出冊数の上限まで借りて、翌日か数日後に全部返却してその足でまた上限いっぱい借りるという生活をしていました。なお、最初の本からずっと、分からない単語はちょくちょく電子辞書で意味を調べてました。文脈から単語の意味がわかっても、その意味の推測が正しいことを確認するために電子辞書を引いて、推測があってることによく驚いていたことも覚えています。
3.一応、得意なシリーズと苦手なシリーズはあった
絵本やネイティブ向けの本は読まずに、ひたすらGraded Readerを読み続けました。電子辞書を使うスタイルは続けました。読んでいたGraded Readerは『Macmillan』『Oxford Bookworm』『Cambridge English Readers』『Cengage Page Turners』の4種類。特にお気に入りは『Macmillan』と『Cengage Page Turners』でした。英文はすらすら読めていたのですが、英文のクセはシリーズによって異なるため、『Macmillan』が一番読みやすく、『Cambridge English Readers』がちょっと苦手意識がありました。どれかのシリーズに偏ることなく、均等に織り交ぜてYLの低いものからしらみつぶしに読み続けていきました。投げた本は一冊もなかったと記憶しています。
4.100万語達成!
100万語記念にずっと読みたかったNancy Drewの1巻(YL5)を読みました。その前まではYL4.0の本までしか読みませんでした。YL4.0→5って結構な難易度の飛躍です。しかも、英語ネイティブでない人向けに書かれたGraded Readerではなく、ネイティブ向けのYL5です。驚くほど分からない単語が多くてさすがにちょっとひるみました。ずっと読みたかった本だったし、江戸川乱歩が好きだったから結構苦労したにも関わらず読み終えることができました。ちなみにNancy Drew以降はまたYL3.0~4.0のGraded Readerを読んでいます。やっぱり、YL5のネイティブ向け書籍はまだ手強いと感じたからです。
5.周囲の人と比較して
他の人と比べると、からせみはYLの低い本をすごく多く読んでいます。普通の人は100万語到達前にちょっと高いYLの本に挑戦したくなってしまい、結果、実力以上の本を読んでしまって失速、しばらくの努力の後、低いYLに戻って再挑戦、というパターンを何度も繰り返すように感じています。つまり100万語達成までに難しい本を読もうとしてスタックする期間が何度もあるというイメージです。でも、からせみは講師の先生から教わった『Graded Readerを低いレベルのものから順番にしらみつぶしに読む』という助言を守ったため、スタックすることなく100万語に到達できました。ちなみにからせみの100万語到達までの日数は45日でした。最後のNancy Drewを除いて、読むのがつらいと感じた記憶は残っていないです。
6.簡単なものをたくさん読もう!
というわけで、からせみがとにかく勧めるのが『簡単な本を手元にあるだけ全部読みましょう!』ということです。読みたい本は簡単な本を全部読み終わるまでのお楽しみ。実際、からせみはGraded Readerの1番上のレベルにあるBleak Houseを読むのがものすごく楽しみでした。実際そのレベルに到達できた日の喜びは今でも覚えています。からせみはかなり早いペースで100万語を達成できましたが、その裏には、とにかく無理ない難易度を選択し、実力も語数も順調に伸ばしていたという事実があります。もし100万語を達成できる自信がなければ、からせみのように『Graded Readerを低いレベルのものから順番にしらみつぶしに読む』というのをおすすめします。

難しい問題を解くためには、簡単な問題をたくさんとかなきゃ!
この記事の著者【からせみ】について:
英語多読1000万語達成済み。身長の3倍の高さに相当する量の洋書を読破。最初は英語が全くダメで学生時代は勉強をサボってゲームばかりしていた経歴の持ち主だが、現在はバリバリ洋書を読みまくる英語クラスタの一員である。洋書で心理学の勉強をしており、優秀な人から英語が苦手な人まで、色んな人の悩みに寄り添えるよう日々努力しています。地元にある英語多読クラブの副代表もつとめています。