1.『正しい英語多読法』って言葉を聞くけど……。
英語多読をしているとどうしても直面するのは『正しい英語多読法とは何か?』という考えです。これは『正しい方法でやらないと成長出来ないかもしれない』という考えから生じる、漠然とした不安だと思います。結論から言ってしまうと、『正しい英語多読法』というのは無いとからせみは考えています。
2.英語多読にも流派がある
英語多読に関係する学会や団体は複数あり、英語多読を教える講師の先生もたくさんいます。実は英語多読は学会 、団体、先生たちの間で、やり方は統一されていません。今ではYLという呼び名を廃して、色によって難易度を分けている団体もあります。
さらに、英語多読が比較的新しい学習であるため、純粋に英語多読法のみで伸びてきて、英語を教える立場になった人の絶対数が少ないということもあります。現役で英語教育の関係している人の大半は、学校英語と従来の学習法で英語力を身につけており、そういった先生たちは従来の学習法を織り交ぜた『改良、複合型の』英語多読を教える傾向があります。
3.英語多読ってなんなの?
英語多読というのはズバリ言ってしまえば、
英語多読とは
①SSS英語多読研究会が提唱した【多読三原則】を軸とする
②多読研究会によって蓄積された経験則を参考にした洋書攻略法である
なのです。
なので、経験則の解釈の違いやその後のノウハウの蓄積がおり混じり、さまざまな『正しい英語多読法』が存在している状態になっています。これが英語多読界の実態です。
4.『正しい英語多読法』は一人一人の心の中に
研究会初期の頃の経験則ひとつを取っても、ある先生は『正しい』といい、ある先生は『それはちょっと違う』と意見が分かれることは珍しくありません。また、同じ先生でも時間がたつと考えが変わることもあり、その人が過去に書いた著書に書いてあることと現在の考えが一致していない場合まであります。こんな中で『正しい方法でやらないと成長出来ないかもしれない』と身構えているみなさんはどうしたらいいのでしょうか?からせみの考えでは、多読三原則を意識しながら、多読研究会発足以降に蓄積した経験則をより多く学ぶのがいいと思っています。からせみも多読会で色んな先生と話しましたが、先生一人一人に教え方のクセや方針の違いがあります。誇張された解釈や個人の経験の違いからくる解釈に惑わされないみなさん自身に適合した『正しい英語多読法』を探していくべきだと考えています。
英語多読とは
①SSS英語多読研究会が提唱した【多読三原則】を軸とする
②多読研究会によって蓄積された経験則を参考にした洋書攻略法である
ぜひ、これを意識して、先生たちのいいとこだけ盗んでいくようにしましょう。

ひとつひとつ考えながら答えを積み重ねていこう!
この記事の著者【からせみ】について:
英語多読1000万語達成済み。身長の3倍の高さに相当する量の洋書を読破。最初は英語が全くダメで学生時代は勉強をサボってゲームばかりしていた経歴の持ち主だが、現在はバリバリ洋書を読みまくる英語クラスタの一員である。洋書で心理学の勉強をしており、優秀な人から英語が苦手な人まで、色んな人の悩みに寄り添えるよう日々努力しています。地元にある英語多読クラブの副代表もつとめています。